
新人アイドルはライブで人は集まるの?新人が出演できる劇場
「アイドルになってライブをしてみたいな…」
「芸能事務所に入ればアイドルとしてライブできるのかな?」
アイドルへの憧れを持っていると、このような希望や疑問を持っているのではないでしょうか?
結論からお伝えすると、芸能事務所に所属をしてすぐにライブはできませんし、新人アイドルにとっては大変なことも多いです。
この記事では、新人アイドルがいつごろからライブをできるのか、さらにライブの観客を増やす方法などを細かく説明しています。
最後まで読むことで、自分がアイドルになったときにライブをいつからできるのか、ライブをするときに知っておくべきことを把握できるようになります!
ちなみに、「そもそもアイドルってなんだろう?」と疑問を抱えている方は『【アイドルになるには】その方法・気になる体重や年齢も徹底解説!』がおすすめです。
1.アイドルはどのくらいでライブができる?
アイドルの仕事の中心で、花形なのがライブです。
アイドルに憧れる人は、新人アイドルがライブをいつごろからできるのかは気になるところでしょう。
ここでは、アイドルとしてライブができるまでの期間を説明していきます。
(1)事務所やグループによって異なる
アイドルになってどのくらいでライブができるのかは、事務所やグループによって異なります。
しかし、概ね所属してから1ヶ月~1年程度と考えればよいでしょう。
この1ヶ月~1年程度の間は主にレッスンをします。
歌詞やダンスの振り付けを覚えるだけではなく、そのレベルを高めることを考えれば1ヶ月~1年という期間は決して長いものとは言えません。
例えば、AKB48のデビュー時は1ヶ月程度の短期間で集中特訓が行われましたが、講師から「まだステージに立てない」と判断されてライブデビューが1週間延期されています。
基本的には数ヶ月の期間がなければ、ステージに立つレベルに達するのは難しいといえます。
(2)K-POPアイドルはライブができるまで数年かかる
アイドルとしてライブをするまで1ヶ月~1年程度と聞いて、長く感じてしまう人もいるかもしれません。
しかし、日本のアイドルと比較するとK-POPアイドルは更に長い時間をかけてライブデビューに備えます。
K-POPアイドルは、芸能事務所に所属した後は練習生という立場になります。
そして、この練習生からライブができるアイドルとしてデビューするまで数年程度かかります。
例えば、元少女時代のジェシカは7年半、ユリは6年かかっています。
日本人でもK-POPアイドルを目指すことはできますが、ライブができるようになるまでの期間は日本のアイドルよりも長くなることを知っておきましょう。
K-POPアイドルになりたいと思っている方は、以下の記事を参考にしてみてください。
2.新人アイドルでもライブにお客さんは来てくれる?
新人アイドルがライブすることができたとしても、最初は観客は少ないことが多いです。
しかし、デビューの仕方によっては新人アイドルだとしても、多くの観客の前でライブができることもあります。
どのような場合に多くの観客の前でライブができるのか、人気グループであるAKB48の新人時代はどうだったのかなどを説明します。
(1)既存の人気グループに加入する場合は観客は多い
新人アイドルだとしても、多くの観客の前でライブができるのは人気グループに新規加入した場合です。
観客の多くはグループのファンなので、新人アイドルだとしても関係がなく大勢のファンの前に立てるわけです。
そして、この場合、他の先輩アイドルにある程度は頼ることができるというメリットもあります。
グループ全体として初めてのライブとなると異常な程の緊張感がありますが、既存のアイドルグループであればそのようなことはありません。
グループの中での自分の立ち位置を掴んでいく必要はありますが、人気を獲得をする面では有利になるデビューの仕方といえます。
(2)新規グループでライブデビューする場合は基本的に少ない
新規グループのメンバーとしてライブを行う場合は基本的に観客は少ないと考えてください。
ただし、既存の人気グループの妹分としてデビューをする場合は、一定の宣伝効果が見込まれるため最初からある程度の観客の前でライブができる可能性はあります。
最初から多くの観客の前に出たいという場合は、既存アイドルグループの新規加入オーディションでの合格を目指すとよいでしょう。
しかし、グループの立ち上げから少しずつファンを獲得して成長していく経験は、新規グループでしか得ることができない貴重な経験となります。
仲間であるメンバーと共に成長していく経験を得たい場合は、新規グループへの加入を目指してみてください。
(3)AKB48の初ライブの観客
AKB48は国民的なアイドルグループですが、デビュー時のライブ観客数は7人でした。
正確には観客数は72人でしたが、その大半が関係者で一般の観客は7人だけだったのです。
この観客の少なさから、宣伝などがまったく行われていなかったのかと思われるかもしれません。
しかし、実際には秋元康氏が立ち上げたプロジェクトとして、大々的にマスコミ向けのリハーサルも行われ、『秋葉原48劇場』を新劇場としてオープンさせるなど様々な告知が行われました。
それでも、観客数は7人だったのです。
このように新人アイドルのデビューライブというのは厳しいものになることを想定して、時間をかけて少しずつ観客(ファン)を増やしていくことを考えていく必要があります。
3.新人アイドルが出演できる劇場
新人アイドルが出演できる劇場はある程度限られてきます。
基本的には新人アイドルがいきなり数千人単位の観客が入る大きな劇場で、単独ライブできるということはありません。
ここでは、多くの新人アイドルが出演している劇場を紹介していきます。
(1)東京アイドル劇場
アイドル研究家のノトフ氏が主催している女性アイドル専用の劇場です。
1組のアイドルのライブ時間は30分になっており、短い時間で複数のアイドルグループがローテーションを組んで開演している劇場となります。
姉妹劇場として『渋谷アイドル劇場』『東京アイドル劇場アドバンス』などもあり、新人アイドルがライブを開きやすい環境が作られています。
劇場名 | 東京アイドル劇場 |
所在地 | 東京都港区港南2-5-12 JOYSOUND品川港南口店2F |
収容人数 | 120人 |
公式HP | 東京アイドル劇場HP |
(2)AKIBAカルチャーズ劇場
AKIBAカルチャーズはテレビ番組の制作会社である、つくばテレビが運営している劇場になります。
その名称のとおり秋葉原にある劇場であり、近くに『AKB48劇場』もあるなどアイドルの活動が活発に行われている場所に位置しています。
こういった劇場としては、収容人数は比較的多めで最大で300人近くの観客が入れるようになっています。
女性アイドルに限らず、男性アイドルも出演しており多方面のアイドルが幅広く活躍できる劇場となっています。
劇場名 | AKIBAカルチャーズ劇場 |
所在地 | 東京都千代田区外神田1-7-6 AKIBAカルチャーズZONE 地下1階 |
収容人数 | 298人 |
公式HP | AKIBAカルチャーズ劇場HP |
(3)バックステージpass
バックステージpassは、ここまで紹介した2箇所の劇場とはコンセプトが大きく異なっています。
こちらに出演できるのはバックステージpassに『アイドルキャスト』として所属しているものだけになります。
そのため、現時点でアイドルを目指しているという段階であれば芸能事務所ではなく、バックステージpassのアイドルキャストに応募するのもおすすめできます。
アイドルとしてだけではなくカフェ店員としてアルバイトを並行して行えるため、新人アイドルにありがちなお金での苦労を減らすことが可能です。
ライブをしたいのであれば、劇場を備えたバックステージpassへの所属を検討してみるとよいでしょう。
劇場名 | バックステージpass |
所在地 | 東京都千代田区外神田1-7-6 AKIBAカルチャーズZONE 6F |
収容人数 | 60人 |
公式HP | バックステージpassHP |
4.ライブの観客を増やす方法
ここまで説明したとおり、アイドルとしてライブをしたとしても観客を増やすのは簡単なことではありません。
そこで、ここでは次の4つのポイントからライブの観客を増やす方法を説明していきます。
- 地道なレッスンを重ねる
- ファンを増やす交流ができるようにする
- SNSによる発信力をつける
- リピーターを増やす
最初に断っておくと、いずれの方法も一朝一夕で観客が増えるという方法ではありません。
一つずつの方法を地道に積み重ねて、地道にファンを獲得して観客を増やしていけるようにする必要があります。
順に説明していきますので、自分がアイドルになった場合を想定しながら確認してみてください。
(1)地道なレッスンを重ねる
レッスンは簡単に成果を実感することはできないため、手ごたえを感じることも少ないです。
しかし、レッスンはアイドル活動の華ともいえるライブを成功させるために欠かせないものです。
特に新人アイドルとしての活動は、しばらくはレッスンだけに終始することが多いです。
1回1回のレッスンで手を抜かないで、必死にくらいついていくことでライブでの成果を実感できるときが必ずくるはずです。
時間はかかりますが、地道にレッスンに取り組むことが大事になります。
(2)ファンを増やす交流ができるようにする
新人アイドルにとっては、ファンと交流できるサイン会・握手会というのは新たなファンを発掘する貴重な場になります。
なぜなら、ファンと交流する場には、実はファンというほどではなく、興味を持っているという程度の人も訪れることがあるからです。
こういった興味を持っている程度の人をファンにすることが大切なのです。
ファンとの交流を上手くできるアイドルは、一人ひとりのファンに対して語り掛けるように接します。
ファンの側からすると、自分だけの特別な対応をされたように感じ嬉しくなるものです。
ただし、特定のファンだけに特別扱いをしているかのように周りから見えてしまうのは逆効果となります。
さじ加減が難しいところですが、ファンとして駆けつける人に対しては誰であっても真摯に丁寧に対応するようにしましょう。
(3)SNSによる発信力をつける
宣伝方法を多く持たず、宣伝をする資金力もない新人アイドルの強い力になってくれるのがTwitterやInstgramなどのSNSです。
SNSのフォロワーの多さは、ライブの集客力に直結します。
また、ライブに限らずアイドルとしての知名度や人気をアップさせるにもSNSは有効な手段となります。
新人アイドルに対して多額の広告費をかけるケースはほぼありません。
そのため、新人アイドルがファンと直接繋がり、更に広がりを作れるSNSの活用は重要になるのです。
(4)リピーターを増やす
アイドルのライブ観客数を増やすためにファンを増やしても、ライブに何度も足を運んでくれるリピーターを増やさないとどこかで頭打ちになります。
リピーターを増やすためには、何よりもライブの質が重要になります。
ライブに来た観客が心から楽しみ、お金を使ってまた来たいと思ってもらう必要があるのです。
リピーターを増やすにはライブの質を高める必要がありますが、これは歌とダンスだけではなくMCも重要になります。
ライブの度にどのようなMC内容が観客にウケていたのかを分析して、ライブを繰り返すごとにMCの質も向上させていく必要があります。
4.まとめ
アイドルとしてライブをすることに興味を持っている人に、知っておいて欲しい情報を説明してきました。
アイドルを夢みる人の多くが、ステージの上で歌ってダンスをする姿に憧れていると思います。
現実には何千人、何万人も収容するような会場でライブをできるのは限られたアイドルだけです。
しかし、この記事で紹介したとおり新人アイドルが活用しやすい数十人程度の収容人数で運営されている劇場もあり、そこでは多くの新人アイドルがライブを行っています。
アイドルとしてライブをすることを目標にしている場合は、この記事を参考にしてその目標をぜひ叶えてみてください。
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