
アイドルは恋愛できる?アイドルの恋愛事情について解説!
「アイドルになったら恋愛はできないのかな?」
「アイドルの恋愛禁止って本当なのかな?」
このようにアイドルになる夢があっても、アイドルになると恋愛できないと聞いて不安を抱えている人もいることでしょう。
結論を言えば、アイドルの恋愛禁止は絶対的なものではありません。
しかし、現実にはアイドルは恋愛をしてはならない風潮があるのも事実で、自由に恋愛することができないアイドルも多いです。
この記事ではアイドルの恋愛について、恋愛禁止に具体的にどのような意味があるのか、破った場合にどのような問題が起こるのかなどを説明していきます。
最後まで読むことで、アイドルになった場合に恋愛にどう向き合えばいいのかがわかります!
ちなみに、「そもそもアイドルってどういう仕事なの」と考えている方は『【アイドルになるには】その方法・気になる体重や年齢も徹底解説!』を読んでみてくださいね。
1.アイドルになると恋愛はできないの?
アイドルになったからといって、恋愛禁止は絶対ではありません。
アイドルの恋愛禁止がグループで決められていることもあれば、暗黙の了解となっているだけということも多いです。
しかし、暗黙の了解でしかなくても、現実には恋愛をしたことで騒動に発展するアイドルもいます。
実際にどのようなアイドルが恋愛で問題を起こしたのか、なぜアイドルの恋愛禁止が明確に決められていないのかを説明していきます。
(1)人気アイドルが恋愛をして問題になった例
ここでは人気アイドルが、どのような形で恋愛に関する騒動を起こしたのかを紹介していきます。
ここで紹介する事例は、世間を巻き込む形で大きな問題になったものです。
どういった問題が起き、どのような形で決着したのかを確認していきましょう。
ちなみに、こういった人気アイドルについてもっと知りたい方は『【人気アイドルランキング】トップ10!グループと個人に分けて紹介!』がおすすめです。
#1:指原梨乃
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指原梨乃さんに恋愛問題が起きたのは2012年のことです。
その当時の指原莉乃さんは、グループ内でも人気があり選抜総選挙でも4位になっていました。
そして、その選抜総選挙後に週刊文春によって元ファンの男性と交際していたことが報道されました。
指原梨乃さんは友人関係があったことは認めましたが、恋愛関係は否定しました。
しかし、その直後にAKB48からHKT48へ移籍が命じられました。
これにより、AKB48グループ運営が恋愛問題を起こしたことにより処分を下したという印象をファンに抱かせるに至りました。
真相は定かではありませんが、指原莉乃さんはこのようなスキャンダルを物ともせず、その後は選抜総選挙1位にまで上り詰めるなどAKB48の顔ともいえる存在になるほど人気を増しました。
#2:峯岸みなみ
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峯岸みなみさんが恋愛問題を起こしたのは2013年になります。
週刊文春によりダンサーの白濱亜嵐さんの自宅に宿泊したことがスクープされてしまいました。
その前年、峯岸みなみさんは選抜総選挙で14位になり選抜入りを果たしたところでした。
この問題を受けて、峯岸みなみさんが頭を丸刈りにして、涙を流しながら謝罪をする動画がAKB48公式YouTubeチャンネルで公開されました。
そして、選抜入りを果たしていましたが研究生への降格も命じられ、事実上、恋愛問題により処分を受けた形となりました。
しかし、およそ半年で正規メンバーに復帰し、その後も安定した人気を保っています。
#3:須藤凛ヶ花
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須藤凜々花さんは『第1回AKB48グループ ドラフト会議』でNMB48に加入していた元アイドルです。
NMB48ではセンターを務めるなど高い人気を誇り、2017年には選抜総選挙で20位に入りました。
しかし、この選抜総選挙のスピーチの場において、一般男性と結婚することを宣言しNMB48からの卒業も発表しました。
恋愛問題を週刊誌などにスクープされるのではなく、自身の口から発表を行い同時にグループからの卒業も発表するという衝撃的なスピーチは大きな話題を呼びました。
(2)アイドルの恋愛禁止は明文化されていないこともある
恋愛問題をアイドルが起こしたときは、前述のとおり運営側から何らかの処分が下されるというケースがあります。
しかし、実はアイドルの恋愛禁止は明確なルール化がされていないケースも多いです。
アイドルと所属事務所の間で、恋愛禁止の契約があるわけではなく暗黙のルールとも言うべき不文律になっているケースも多いということです。
なぜこのようなことになっているのか、具体的に確認していきます。
#1:恋愛禁止の契約は無効になる可能性がある
契約書の作成段階で恋愛禁止の取り決め部分をあえて入れないというケースも多いです。
なぜなら、恋愛禁止の契約を所属するアイドルと結ぼうとしても、そのような契約は公序良俗に反するとして無効になる可能性があるからです。
ただし、実際に恋愛禁止の契約が無効になるのかというと、裁判例でも明確な判断は出ていません。
ある裁判例ではアイドルが恋愛を行ったことにより、所属グループが解散に追い込まれたとしてアイドルに損害賠償責任があるとされました。
しかし、また別の裁判例では恋愛禁止の契約に一定の合理性があると認めつつも、アイドル本人の自己決定権が損なわれるとして、一定の場合を除きアイドルに損害賠償責任はないとしています。
このように法律上も、恋愛禁止の契約については明確な基準がない部分もあり、契約書には盛り込まないというケースがあるのです。
#2:恋愛禁止は当然の前提だから契約するまでもない
アイドルである以上は、恋愛を積極的に行わないのは当然のことだという前提を芸能事務所側が持っているケースもあります。
AKB48所属の指原莉乃さんなどの例では、恋愛問題に対する処分とも取れる命令を出しています。
しかし、AKB48のプロデューサーの秋元康さんは「恋愛禁止とは一度も言っていない」とラジオで発言しています。
つまり、AKB48グループにおいては恋愛禁止という契約はないにも関わらず、処分とも受け取れる命令が下されたということになります。
これには、恋愛禁止の法的な有効性だけが問題なのではなく、アイドルである以上は恋愛禁止は当然に守るべきルールだから契約までする必要はないという考え方があるためと推定されます。
2.アイドルになると恋愛は事実上難しい
ここまで説明してきたとおり、アイドルになると恋愛をすることは事実上難しくなります。
しかし、恋愛問題が発覚したのはたまたまバレただけで、恋愛をしているアイドルはまだまだいると考えられます。
そのため、アイドルであっても恋愛をすることは可能という考え方もできます。
実際にアイドルとして恋愛をする場合に、どのような意識を持っておくべきかを説明していきます。
(1)隠れて恋愛することはできるがリスクあり
アイドルであっても、隠れて恋愛をして彼氏を作ることはできます。
しかし、隠れて恋愛をするわけなので、発覚すると大きな問題に発展する可能性もあります。
アイドルの恋愛がどのように発覚してしまうのかを順に確認していきましょう。
#1:別れた彼氏にバラされる
アイドルの恋愛発覚で多いパターンが別れた彼氏にバラされてしまうというケースです。
多くの週刊誌が、大物アイドルの恋愛問題に関しては情報提供者に謝礼を用意しています。
また、人気アイドルと交際していたことを自慢したいがために交際していた情報を発信する例もあります。
恋愛相手である彼氏を疑うのは、辛いことでもあると思いますがこのようなリスクがあることは知っておく必要があります。
#2:写真週刊誌に狙われる
人気アイドルになると、その身辺を写真週刊誌が探り出します。
そのため、恋愛相手への自宅に出向いたりすると出てきた瞬間を狙われて写真に収められたりします。
脇の甘いアイドルなどは路上で手をつないだり、ハグやキスをするなどして写真週刊誌に撮影されてしまうケースもあります。
人気アイドルとなった場合は、常に写真週刊誌に狙われていることを意識して発覚しないようにしなければなりません。
(2)いざというときにアイドルを辞める覚悟を持つ
アイドルが恋愛をするのであれば、いざというときはアイドルを辞める覚悟を持っておくことが必要です。
恋愛問題を起こしたとしても、謝罪をしたり処分を受けたりするだけで済むケースもあります。
しかし、発覚した問題の程度や、そのアイドルの立場・人気度によってはアイドルを辞めざるを得ない状態になることもあるのです。
アイドルでありながら、恋愛を続けるのであれば発覚したときにアイドルを辞めるくらいの覚悟を持っておくことも必要になるということです。
(3)人気アイドルの地位があればお咎めなしもある
恋愛が発覚したとしても、お咎め無しのケースもあります。
例えば、AKB48の柏木由紀さんは、男性アイドルとのツーショット写真が流出しましたが、この件に関して謝罪も釈明も行っていません。
そして、AKB48運営側も何らの処分も行いませんでした。
つまり、アイドルが恋愛をしたとしても、アイドルの立場や人気度によってはお咎めがないこともあるわけです。
これは発覚した問題がどの程度深刻なものなのか、アイドルの人気度や立場など様々な条件が複合的に絡むものになります。
そのため、人気があれば必ずお咎めなしになるわけではないため、人気があるからと言ってお咎めなしに終わることを期待するのはやめたほうがよいでしょう。
(4)恋愛してもよいアイドルグループもある
アイドルにも関わらず恋愛OKという次のようなグループも存在します。
- 仮面女子
- Especia
- スルースキルズ(解散済み)
仮面女子は、いわゆる地下アイドルといわれるグループですがリリースしたCDがオリコン1位に輝くなど人気は非常に高いです。
Especiaはも恋愛OKとされるアイドルグループで、実際に元彼の話をするなど他アイドルグループとは一線を画す形で活動をしています。
このように、恋愛OKとされるアイドルグループは多くないですが、確実に存在しています。
アイドルになっても堂々と恋愛をしたいという場合は、恋愛OKとされるグループへの所属を目指すのも有効です。
3.アイドルの恋愛は最終的には本人次第
アイドルになったときに恋愛をするかどうかは最終的には本人次第だと認識しておきましょう。
ここまで説明してきたとおり、恋愛がバレるて処分されることもありますし、アイドルを辞めざるを得ない状態になることもあります。
こういったリスクを認識した上で恋愛をするかどうか、アイドル自身が判断しなければなりません。
所属する芸能事務所や、応援してくれているファンを裏切る行為にもなり得ますので褒められた行動とは言えませんが、それでも人間である以上は仕方ない部分もあるでしょう。
また、アイドルになった時点で彼氏がいる場合は、同じようにリスクを許容できるかどうかで彼氏との関係を継続するかどうかを決断する必要があります。
アイドルとはいえ普通の人間ですし、10代20代の女の子なのですから恋愛に気持ちが傾くことはあるでしょう。
そのようなときは、リスクを思い出してそれを許容できるかどうかを考えるようにしてみてください。
4.まとめ
この記事では、アイドルの恋愛について恋愛禁止がどのような意味を持つのか、実際に恋愛をした場合にどうなるのかなどを説明してきました。
基本的にはアイドルは恋愛禁止の契約があるかどうかは別として、恋愛はするものではないという風潮や常識があるのは確かです。
アイドルを目指したい場合は、このような風潮や常識がある世界に飛び込むことになると認識しておく必要があります。
アイドルの世界は甘いものではありませんが、恋愛以外の部分でやりがいや収入など得られるものも多いところです。
アイドルを目指す場合は、恋愛禁止がどのような意味を持つのかを理解して成功できるように頑張ってみてくださいね!
ちなみに、これからアイドルオーディションに応募しようと考えている方は『【すべて経験不要!】2020年開催の最新アイドルオーディション10選』を要チェックです!
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