
日本人でもパリコレデビューできる!日本人がパリコレにでる2つの方法
「日本人がパリコレに出るにはどうしたらいいのかな?」
「パリコレに出るにはパリで活動する必要があるのかな?」
将来モデルになる夢があると、このようにパリコレに出るにはどうしたらいいのか考えたりするのではないでしょうか?
しかし、パリコレの華麗なショーの様子を目にすることはあっても、その場に立つまでの過程はあまり知られていません。
そこで、この記事では日本人がパリコレに出られるのか、日本人がパリコレに出る方法を詳しく説明していきます。
最後まで読んで頂ければ、モデルとしてパリコレに出るまでの過程がリアルに想像できるようになります!
ちなみに、実際にパリコレに出演中の日本人は『日本のスーパーモデルは誰?パリコレに出た日本人トップモデル25人!』で紹介しているので、こちらも要チェックです。
1.パリコレに日本人は出れるの?
そもそも日本人がパリコレに出ることができるか、疑問を持っているかもしれません。
結論を言うと、パリコレに出演する日本人は数多くおり日本人だからパリコレに出られないことはありません。
パリコレにどのような日本人が出演しているのかと合わせて、パリコレに出演することがどのような意味を持つのかを説明していきます。
(1)パリコレに出演した日本人
ここではパリコレに出演経験があるモデルの中でも、認知度が高いモデルを3人紹介していきます。
パリコレに出演する日本人に共通するものはないか、自分との共通点はないかなどチェックしてみてください。
パリコレに出演した日本人と、あなたに共通点があるのならパリコレに出られる可能性があるかもしれません。
あなたが持っている強みが、パリコレデビューの武器になるのかどうかという視点で比較してみてください。
#1:富永愛
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日本では女優としての活動もされていますが、冨永愛さんは世界的にもトップレベルのモデルです。
ランウェイからの引退は宣言しましたが、現在でも日本だけではなくパリをも拠点として活躍しています。
身長は179㎝と非常に高く、世界で活躍するモデルにふさわしい堂々とした立ち居振る舞いを見せてくれます。
冨永愛さんに限らず、パリコレデビューをするモデルは日本人として高身長に分類される人が多いです。
パリコレで活躍するにはある程度身長が高いことも要求されると考えられます。
#2:森泉
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森泉さんと言えば、バラエティ番組での活躍を思い浮かべる人も多いでしょう。
しかし、モデルとしての実績も多くパリコレへの出演も果たしています。
森泉さんがパリコレデビューを果たした方法は、日本で活躍をして日本人デザイナーに起用されるというものです。
森泉さんは祖母の森英恵さんがデザイナーを務める、ハナエモリのモデルとしてパリコレに出演しているのです。
身長は174㎝と日本人としては高い身長を持っています。
#3:TAO
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TAOさんは、ここまで紹介した冨永愛さん・森泉さんと比較すると一般的な認知度は低いです。
しかし、モデルとしての実績は抜群でラルフ・ローレンの広告にアジア人として初めて起用されるなど世界的な注目を集めたトップモデルと言えます。
TAOさんは単身でパリに渡り、モデル事務所に所属してパリコレデビューしました。
現在は、ハリウッドで女優として活躍するなどモデルの枠に留まらない活動を続けています。
TAOさんも身長は177㎝と高身長です。
ここまで紹介した3人に共通するのは170㎝台中盤~後半という高身長と、可愛さよりも凛々しさを感じる佇まいと言えます。
あなたにこれらの共通点が備わっている場合は、パリコレデビューできる可能性もあります。
(2)日本人に限らず狭き門なのがパリコレ
パリコレに出演している日本人はいますが、このチャンスは簡単に掴めるものではありません。
日本人だから難しいのではなく、パリコレに出演するのは日本人以外の欧米などのモデルでも難しいのです。
また、日本人も含めたアジア人はショー全体の中でも少ない人数になるので、日本人の中でもトップモデルだけが出演できる最高峰の舞台と考える必要があります。
しかし、逆に考えれば日本人であることを個性として捉えて、他欧米などのモデルと差別化を図っていけばチャンスが生まれることは十分に考えられます。
前述した3人のように高身長で日本人らしい個性を打ち出せるのであればパリコレデビューできる可能性はあります。
日本人以外にとっても狭き門となるパリコレですが、ここからその狭き門に挑戦する方法を説明していきます。
2.日本人がパリコレに出るための2つの方法
日本人がパリコレに出るには主に、次の2つの方法があります。
- 日本のモデル事務所に所属してパリコレを目指す
- パリに渡ってパリコレを目指す
日本人が挑戦しやすい方法は、日本のモデル事務所に所属してパリコレを目指すという方法です。
いずれの方法でもパリコレデビューを果たすのは簡単なことではありませんが、比較して自分に合った形で挑戦してみると良いでしょう。
先ほど紹介したモデルのうち、冨永愛さん・森泉さんは『方法1』、TAOさんは『方法2』によりパリコレデビューを果たしています。
方法1.日本のモデル事務所に所属する
日本人がパリコレに出演する方法として、無難に挑戦しやすいのが日本のモデル事務所に所属する形になります。
この方法であれば、日本に住みながらモデル活動ができ、パリコレを目標にしつつも様々なモデルの仕事を獲得しながら成長していきやすいメリットがあります。
デメリットとしては、活動場所の主体が日本になるためパリコレに出演し続けるのは難しいことがあげられます。
また、パリコレ出演の声がかかるかどうかは運に左右される面が大きいのもデメリットです。
挑戦しやすいというメリットは大きいので、パリコレデビューを日本で目指したい人は次から説明するステップを参考にしてください。
ちなみに、このモデル事務所について知りたい方は『モデル事務所はどうやって選べばいい?【おすすめモデル事務所10選】』がおすすめです。
ステップ1:日本でモデルとして実績を積む
パリコレ出演のオファーを得るには、日本でモデルとして実績を積み上げていく必要があります。
日本でモデルとして活躍できないようであれば、パリコレ出演のオファーは届かないと考えたほうがよいでしょう。
雑誌や、テレビCMなどのモデルとしての仕事を獲得して、東京ガールズコレクションなどにも出演できるようになれば可能は高まります。
ステップ2:日本人デザイナーから声がかかりパリコレ出演
日本で活躍するモデルに声をかけるのは、多くの場合で日本人デザイナーです。
例えば、『yoshiki hishinuma couture』の菱沼良樹氏、『オートクチュールサロンKOJI ATELIER』の渡辺弘二氏などがいます。
菱沼良樹氏は日本人モデルの中から山村紘未さんを起用し、渡辺弘二氏は吉江幸貴さんを起用しています。
いずれにしても、無名の日本人モデルではなく、日本人モデルとして実績がある人が選ばれることが多数です。
このように日本でモデルとして活躍をして、日本人デザイナーに選ばれる形でパリコレデビューを果たすことが可能となっています。
なお、冨永愛さんに関しては日本の事務所に所属しながら、日本のみならず海外での活躍を着実に積み重ねてパリコレデビューを果たしています。
方法2.パリのモデル事務所に所属する
パリコレにデビューする方法2つ目はパリのモデル事務所に所属して、パリコレデビューを目指すという方法です。
基本的にはパリに住み、パリコレデビューを目指すことになるのでモデルキャスティング(オーディションのこと)を通過する必要があります。
キャスティングに合格するということは、そのブランドから信頼を得たということになります。
その後に他ブランドへの売り込みもしやすくなるのでパリコレでの活躍をし続け易いというメリットがあります。
ただし、パリに移り住んでパリコレデビューを目指すことになるので、挑戦するのは並大抵の覚悟ではできないデメリットもあります。
ステップ1:パリのモデル事務所を決める
最初にすることはパリのモデル事務所に所属を決める必要があります。
日本のモデル事務所と同じく、審査に合格しなければ所属することはできません。
そのため、パリコレを目指す前にこのステップで躓いてしまう可能性もあります。
すぐに所属できる事務所が見つかるとは限らないため、日本にいる段階でパリのモデル事務所を複数リストアップして事前にコンタクトを取り効率的にまわるようにしましょう。
ステップ2:キャスティングを受け合格すればパリコレ出演
パリのモデル事務所に所属できたとしても、パリコレに出演が約束されるわけではありません。
パリコレに出演するためには、各ブランドが開催するモデルキャスティングで合格を勝ち取る必要があります。
キャスティングはオーディションを意味します。
100人以上のモデルがキャスティングに挑戦し、合格を勝ち取るのは数名だけです。
しかし、ここで合格を勝ち取ることができれば、無事にパリコレデビューを果たせるということになります。
3.パリのモデルキャスティング内容は?
パリコレデビューをするには、各ブランドが開催するキャスティングに合格する必要があります。
このキャスティングは、とてもシンプルで次の順序で行われることが多いです。
- コンポジを出す
- ウォーキングを見られる
- 写真撮影
〇次審査という形で行われるのではなく、多くの場合、1日で簡単に終わってしまいます。
それぞれ、どのような形になるのか説明していきます。
(1)コンポジを出す
コンポジとはモデルの写真や、情報がまとめられた名刺代わりになるものです。
パリコレデビューを目指す場合だけではなく、日本でモデルをする場合も必要となるものです。
パリでは多くの場合で、事前にコンポジを送るのではなくキャスティング現場に持参します。
つまり、パリコレに出るためののキャスティングはコンポジだけで判断されるのではないということになります。
(2)ウォーキングを見る
パリコレに出るために、一番重要な要素となるのがウォーキングになります。
とはいえ、ウォーキングを繰り返し行いじっくりと審査が行われるわけではありません。
多くのモデルたちが、次々とウォーキングを行っていき順次チェックされるという形になります。
ちなみに、このウォーキングについて学びたい方は『モデルウォーキングはどうやるの?基本からレッスン方法まで解説!』を読んでくださいね。
(3)記録用の写真撮影
キャスティングの最後は、ブランド側による簡単な撮影が行われます。
資料としての写真撮影のため、正面を向いて撮影を行うだけとなります。
ウォーキングから、写真撮影まで数分程度で終わることが多いので、あまりに簡単なキャスティング内容と言えます。
しかし、簡単な内容であっても合格するのは極少数であることを知っておきましょう。
(4)後日合否が通達される
キャスティングが終わって数日経つと、合否の結果がモデル事務所に伝えられます。
無事合格を果たせられればよいですが、現実はそんなに甘くないことが多いでしょう。
仮に不合格だとしても、他ブランドのキャスティングを受けるために動き出す必要があります。
合格という通知を得たのであれば、パリコレデビューはもうすぐです。
モデルとして万全の体制でパリコレを迎えられるように、準備を整えていきましょう。
4.まとめ
ここまで、日本人がパリコレデビューを実現するためにどのような方法を取ればよいのかを説明してきました。
何度も触れたとおり、パリコレデビューは狭き門で日本人に限らず簡単に実現できるものではありません。
しかし、2つ紹介した方法のうち日本のモデル事務所に所属しながら、パリコレを目指すのは比較的取り組みやすいですし、実現しないとしても日本でのモデルとしての成功を目指すこともできます。
強い覚悟を持って取り組めるのだれば、パリに渡ってパリコレを目指すのも良いでしょう。
どのような方法であっても、パリコレデビューを果たすことができればモデルとして大成功と言えます。
モデルを目指すのであれば目標の一つとして、『パリコレデビュー』を置いておくのをおすすめします!
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