
被写体モデルは私でもできる?被写体モデルのなり方や報酬など徹底解説
「被写体モデルってどんなことをするんだろ?」
「被写体モデルは私でもできるのかな?」
被写体モデルに興味がありつつも、このような疑問をお持ちではないでしょうか?
被写体モデルは、プロのモデルになることに比べれば比較的取り組みやすいものになっています。
しかし、被写体モデルであっても、謝礼としてお金をもらうことはあるので安易な気持ちですることは避けるべきです。
この記事では、被写体モデルとはなにかという基本的なことから、被写体モデルになる方法や気を付けるべきことを説明してきます。
被写体モデルに興味を持っている人は、この記事を最後まで読んで取り組んでみてください!
ちなみに、似たようなモデルであるポートレートモデルについては『ポートレートモデルの仕事内容とは?料金や撮影のコツを徹底紹介!』で取り上げているので、こちらも参考にしましょう。
1.被写体モデルとは
被写体モデルとは、写真撮影をしたいカメラマンの要望に応じてモデルを務めます。
基本的に、主体となるのはカメラマンです。
企業からの依頼で写真撮影をするのではなく、カメラマンが『写真』という作品を作り出すために、協力をするのが被写体モデルになります。
そのため、撮影をするカメラマンはプロではなく、アマチュアというケースが多いです。
被写体モデルが実際にどのような仕事をして、どのくらいの報酬を得られるのか確認してみましょう。
(1)仕事内容
被写体モデルの仕事内容は、カメラマンが撮りたい写真に合わせて被写体となることです。
そのため、どのようなシチュエーションで、どのようなテーマで撮影されるのかはカメラマンによって異なってきます。
街中で撮影するときもあれば、屋内で撮影をするときもあり、服装を指定されることもあります。
被写体モデルを撮影するカメラマンにとって重要なのは、どのような写真ができるのかということです。
プロのモデルのように、何かを宣伝するために写真撮影をするわけではないことを理解しておきましょう。
(2)報酬
被写体モデルをしてもらえる報酬は数千円~1万円程度です。
撮影のための拘束時間は数時間程度ということが多いので、時給としてみると悪くない報酬となります。
ただし、被写体モデルは報酬なしの0円というケースもあり、報酬額は被写体モデルによってもカメラマンによっても異なります。
被写体モデルでもらえる報酬に、なぜこのような差があるのか詳しく説明していきます。
#1:報酬額はお互いの合意で決まる
前提として知っておく必要があるのは、報酬額は被写体モデル・カメラマン双方の合意によって決まるということです。
例えば、カメラマン側が報酬額を1,000円と提示することはカメラマンの自由です。
そして、その提示された報酬額を被写体モデル側が受け入れるかどうかも、被写体モデルの自由です。
場合によっては、被写体モデル側から報酬額を提示することもあり、この場合は提示額にカメラマンが合意できるかどうかでもらえる報酬額が決まります。
このように被写体モデルがどの程度の報酬額で仕事をするかは、被写体モデルの意思で決めることができることを覚えておいてください。
#2:0円(報酬なし)で撮影はどのよう場合にされるのか
被写体モデルは報酬無しで行うこともあります。
もちろん、これは0円で仕事をすることを強制されるわけではありません。
前述のとおり、カメラマンが0円を提示して、被写体モデルが0円で合意ができるのなら報酬無しで仕事をすることもあるというだけのことです。
なぜ被写体モデルが0円で合意をすることがあるのかというと、被写体モデル側が『写真データをもらうのが目的』という場合もあるからです。
被写体モデルを撮影するカメラマンはアマチュアが多いのですが、カメラ撮影のレベルは高い人が多いです。
そのため、被写体モデルは普通であれば有料で撮影をしてもらわないと手に入らない高いクオリティの写真を撮ってもらうことも可能です。
このように、被写体モデルというのは報酬を得る目的だけではなく、良い写真を撮ってもらいたいという人にもおすすめできる仕事になります。
2.被写体モデルになる方法
被写体モデルになる方法は次の3つがあります。
- SNSで被写体募集を探す
- SNSで自分からカメラマンを募集する
- Fresh!撮影会に参加する
どの方法でも、被写体モデルになることができますが、自分にあった方法を選ぶようにしてください。
(1)SNSで被写体募集を探す
SNS(Twitter・Instagramなど)で被写体募集をしているカメラマンを探すことができます。
TwitterとInstagramでは、次のようなハッシュタグを使って探すのが手っ取り早いです。
- #被写体モデル募集
- #被写体募集中
- #被写体募集
- #モデル募集
- #ポートレートモデル募集
これで、被写体モデルを募集しているカメラマンが見つかります。
注意点として、被写体モデルを募集しているカメラマンが過去にどのような投稿をしているのかは可能な範囲でチェックするようにしてください。
過去の投稿内容に過激なものがあったり、トラブルを想起できるものがある場合は避けるようにしましょう。
(2)SNSで自分からカメラマンを募集する
SNS(Twitter・Instagramなど)を使い、自分からカメラマンを募集することも可能です。
例えば、次のようなハッシュタグを使った投稿をします。
- #カメラマン募集
- #カメラマンさん募集
- #カメラマンさんと繋がりたい
- #被写体になります
- #被写体モデル希望
上記のようなハッシュタグをつけてSNSに投稿することで、被写体モデルを探しているカメラマンから応募がくることがあります。
注意点としては、ある程度は自分の情報を出さなければいけないという点です。
例えば、過去に撮影したポートレート写真などを掲載して、自分がどのような被写体モデルなのかを示す必要があります。
そのため、この方法は自分の情報をインターネット上に出したくないという人には向きません。
(3)Fresh!撮影会に登録する
被写体モデルになる方法として、『Fresh!撮影会』に参加するという方法もあります。
Fresh!撮影会は、撮影会をセッティングしてくれるサービスです。
被写体モデルになりたい人がFresh!撮影会に参加するメリットは、次の4つがあります。
- カメラマン探しをする必要がない
- 被写体モデルの安全が守られる
- 金銭トラブルが起きない
- 数時間で数千円~数万円稼げる
Fresh!撮影会に参加すると、カメラマンはFresh!撮影会側が集めてくれるため、自分でカメラマン探しをする負担が発生しません。
また、後述しますがSNSを通じて被写体モデルをする場合は、様々な危険やトラブルの可能性があります。
その点でも、Fresh!撮影会にはスタッフもいるため被写体モデルの安全が保たれ、金銭トラブルの心配もありません。
収入面でもカメラマンを集客する力が強いため、数時間で数千円から数万円を稼ぐことも可能です。
被写体モデルに興味はあるけど、自分でカメラマンを探すのが難しい場合や、危険やトラブルを確実に防止したいという場合はFresh!撮影会に参加するのがおすすめです。
なお、Fresh!撮影会で実績を積んでファンを増えていくと、モデルやアイドルへの道が開けることもあります。
このFresh!撮影会についてもっと知りたい方は『フレッシュ撮影会の撮影内容とは?ギャラや過去のイベントを解説!』をチェックしてくださいね。
3.被写体モデルをするときの注意点
被写体モデルは、誰でも気軽に取り組みやすい仕事ですが注意点もあります。
注意点は、大きくわけて次の2つがあります。
- 仕事である意識を持つ
- 危険を避けること
被写体モデルは誰でも取り組みやすいが故に、仕事意識が低くなる人がいます。
また、SNSを利用して被写体モデルをする場合は、少なからず危険性もあります。
以上2点について、どのようなところに気を付ける必要があるのか確認していきます。
(1)仕事である意識を持つ
被写体モデルは、仕事として行うものである意識を持つことが必要です。
仮に報酬0円で被写体モデルをするとしても、対価として写真データをもらうのであれば、同じく仕事として責任を持つ必要があります。
社会人としては常識という部分が多いのですが、被写体モデルをする前に自分に当てはめてチェックしてみましょう。
#1:メール・LINEでの連絡はきちんと行う
カメラマンとの連絡は基本的にはメールやLINEで行うことになります。
このときに、仕事であることを忘れて友達感覚で接するのは避けるようにしてください。
敬語を使い、確認・連絡事項についてきちんと連絡を取り合うようにする必要があります。
最低限の挨拶ができない、敬語を使えない、連絡をきちんと取り合えない場合は、常識がないと判断されてカメラマンからNGが出ることもあります。
#2:時間を守る
社会人である以前に、人として当たり前ですが約束した時間は必ず守るようにしましょう。
時間を守らないことで事前に取り決めたルールが崩れてしまう可能性が発生します。
例えば、時間を守らないことでカメラマンが撮影時間を確保できなくなった場合に、報酬をどうするのか、どの程度減額をするのかといった話し合いが必要になってしまいます。
被写体モデルをする前に入念なルール確認をしても、自分が約束の時間を破ることでルールを守る意識がお互いに希薄になってしまう懸念もあります。
時間を守るというのは、社会人としてだけではなくマナーとしても当たり前のことですが、お互いにルールを守る意識を強くするためにも必要と考えてください。
#3:写真データの使用範囲を確認する
被写体モデルを務めると、多くの場合、写真データをもらうことができます。
写真には当然ながら被写体モデルである自分が写っているのですが、この写真の著作権者はカメラマンです。
もらった写真データをSNSやウェブサイトにアップしたり、オーディション応募用の写真などとして使うとトラブルに発展する可能性もあります。
そのため、写真データをもらうとしても、どの範囲で使用していいのかを確認するようにしてください。
なお、確認する際はトラブル防止のために、口頭などではなくメールやLINEなど履歴が確認できるものするのが望ましいです。
(2)危険を避ける
被写体モデルは、自分の管理が不十分だと危険とトラブルに常に見舞われるリスクがあります。
『Fresh!撮影会』を利用する場合は、ここで説明するリスクはなく安全に被写体モデルをすることができます。
しかし、SNSなどでカメラマンを募って、被写体モデルをする場合はここで説明する注意点を必ず確認して危険とトラブルを避けるようにしてください。
#1:密室での撮影を避ける
被写体モデルとして撮影をする際に、密室での撮影を求められることもあります。
しかし、SNSで知り合ったカメラマンと密室で撮影を行う行為は避けるようにしてください。
密室の中では、自分の身を守り切れる保証がなく、危険度が一気にあがります。
仮に、特定のカメラマンと複数回撮影を行い、ある程度意気投合したとしても密室での撮影は避けるのが望ましいです。
どうしても、密室での撮影を行うという場合は、友人などの第三者にも立ち会ってもらい安全を確保できるようにしましょう。
#2:できること・できないことを明確にして伝える
密室での撮影を避けることにも関連しますが、事前にできること・できないことを明確にして伝えましょう。
どんな服装にするのか、ローアングルはNGとするのか、一定のポーズをNGとするのかなどを明確にしてメールやLINEで事前に伝えるのが重要です。
撮影現場に行ってから伝えるのではなく、事前に伝えましょう。
撮影現場に行ってから条件を伝えてもカメラマンが納得できない場合は、それ自体がトラブルの元になり得るからです。
#3:本名や住所などの個人情報を教えない
被写体モデルをする前に、事前にメールやLINEでやり取りをすることになりますが本名や住所などの個人情報を伝えるのは避けてください。
本名や住所を元に、つきまといや嫌がらせを受ける可能性があります。
そのため、被写体モデルをするときは下の名前だけを伝えたり、仮名を伝えるなどしましょう。
カメラマンと仲良くなった場合も、本名や住所を教えるのは避けるべきです。
#4:報酬は前払いしてもらう
被写体モデルは身体への危険だけではなく、金銭トラブルが起こる可能性もあります。
重要なことは、次の2点です。
- 事前にメール・LINEで報酬を明確にしておく
- 撮影が始まる前に報酬を受け取る
撮影が始まる前に報酬を請求し辛いという場合もあると思います。
そのような場合は、報酬を撮影前に受け取りたいことを事前にメール・LINEで伝えておくようにしてください。
事前に伝えておけば、通常は相手から報酬の支払いをしてくれますし、支払ってくれない場合も事前に伝えてあることで報酬の請求をしやすくなります。
4.まとめ
この記事では被写体モデルについて、基本的なことから実際に被写体モデルをするときの注意点まで説明してきました。
被写体モデルは、誰でも取り組みやすいというメリットがありますが、危険性やトラブルの可能性などのデメリットもあることがおわかり頂けたと思います。
被写体モデルになろうとする場合は、この記事の注意事項を必ず確認して身の安全を守るようにしましょう!
ちなみに、モデルの安全性について興味がある方は『個別撮影会って危険じゃないの?安全に撮影モデルをする方法を解説』を要チェックです!
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