モデルウォーキングはどうやるの?基本からレッスン方法まで解説!
「ウォーキングってどうやってすればいいの?」
「ウォーキングにコツとかってあるのかな?」
モデルオーディションなどに参加したいと考えたとしても、ウォーキングをどうやってよいのかわからないという悩みを抱えていませんか?
モデルを目指していれば、モデルウォーキングを真似したことがある人がほとんどでしょう。
しかし、そのモデルウォーキングが果たして正しいのかどうかは自分で判断するのは難しいものです。
そこで、ここではモデルウォーキングについて次の4つのポイントから説明していきます。
- モデルウォーキングってなに?
- モデルウォーキングの基本
- モデルウォーキングのコツ
- モデルウォーキングのレッスン方法
この記事を最後まで読むことで、あなたが目指すモデルウォーキングに少しでも近づくことができます!
ちなみに、足のことでお悩み中の方は『【誰でもモデルのような美脚に】有名モデルの美脚トレーニング8選』も合わせて読んでみましょう。
1.モデルウォーキングとは
モデルウォーキングを簡潔に説明するときれいな姿勢で歩き、その歩き方に美しさがあるものになります。
単にきれいな歩き方であればよいのではありません。
見ている人を魅了するような美しさが歩き方に備わっている必要があるということです。
そして、モデルウォーキングは見様見真似でマスターすることは難しいと考えてください。
モデルウォーキングをマスターするには適切な方法でレッスンを積む必要があります。
2.モデルウォーキングの歩き方の基本
モデルウォーキングの肝となるのは、体重移動と地面についている脚を真っすぐに伸ばすことになります。
体重移動がスムーズにできていない歩き方はきれいな姿勢にはなっていませんし、何よりも美しくありません。
そして、地面についている脚をまっすぐ伸ばす必要があります。
地面についている脚の膝が曲がったりしていると、シルエットが美しくならないのです。
ここで講師によるモデルウォーキングの動画をチェックしてみましょう。
モデルウォーキングを指導する講師によるウォーキングなので、当たり前なのですが歩き方がきれいなだけではなく、美しいものになっています。
また、ウォーキング時の地面についている脚に注目してください。
地面についている脚がピンと伸びて、ウォーキングの美しさが現れていることがわかります。
3.モデルウォーキングのコツ4選
モデルウォーキングで重要なのは体重移動であること、地面についている脚を真っすぐに伸ばす必要があることを既に説明しました。
そこで、ここでは上記のようなモデルウォーキングを身につけるためのコツについて説明していきます。
モデルウォーキングを身につけることは簡単ではないのですが、これから説明するコツを自分ができているのかどうか一つずつチェックしていってみてください。
(1)かかとに体重をかけない
ヒールの高い靴を履くときは、かかとに体重をかけないことが大事です。
モデルがウォーキングを行うランウェイでは、基本的にはヒールの高い靴を履くことになります。
ヒールの高い靴を履いているときに、かかとには体重をかけないようして、つま先側で体を支える意識を持ちましょう。
(2)両脚のももがすれるぐらいの感覚で脚を動かす
両足のももがすれるくらいに交差気味の感覚で、脚を動かすのもコツの一つです。
通常の歩き方をするときは、脚が平行になるようにします。
しかし、モデルウォーキングでは脚を交差気味に動かし、ももがすれるくらいにする必要があります。
脚を交差気味に動かすことになるため、脚は一本のライン上に着地していくような形になる点にも注意してみてください。
(3)地面についている脚を真っすぐに伸ばす
ウォーキングの歩き方の基本のところも触れましたが、地面についている脚をまっすぐに伸ばすことは非常に大切になります。
歩くという動作は基本的には、脚を曲げて動くことになります。
そのような動作の中で、本当に一瞬のことですがピンと伸びた脚を見せることで、ウォーキングにメリハリを感じさせることができて、美しく魅せるウォーキングになるのです。
日常の歩き方では、自然と膝は少し曲がったような形になります。
日常の歩き方とは違うことを意識して、自分の脚がどのようなシルエットを出しているのかを意識するとよいでしょう。
(4)歩幅は大きく
モデルウォーキングは、歩幅を大きめに取ります。
日常のウォーキングは歩きやすさが優先になりますが、モデルウォーキングは魅せるための歩き方です。
そのため、普段よりも大きめの歩幅で動きをダイナミックにして、メリハリを感じさせる必要があるのです。
注意点として、大きめの歩幅とは言っても、大股でバランス悪く歩くことにならないようにしなければなりません。
あくまでも、普段の歩幅よりも広めにするだけであり、速足になりすぎないようにも注意してみましょう。
4.モデルウォーキングのレッスン法
ここではモデルウォーキングのレッスン方法について説明していきます。
先ほど、モデルウォーキングのコツ4選を紹介しましたが、コツを聞いただけでモデルウォーキングはできるようになるわけではありません。
モデルウォーキングをマスターするには、一定の練習は必ず必要になりますので、おすすめのレッスン方法をチェックしてみてください。
ここで説明するレッスン方法は、自宅でできるものを多く紹介していますので、まずは自宅でできることからチャレンジしてみるようにしましょう。
(1)つま先で立つ・歩く練習
モデルウォーキングでは、ヒールの高い靴を履くことが多いためつま先立ちに近い歩き方になります。
そのため、裸足の状態でつま先立ちをしたり、つま先立ちのまま歩く練習をしましょう。
最初の内は、ふくらはぎが疲れてきて、長時間行うことは難しいはずですが、ふくらはぎを鍛えることも含めて慣れるようにしていきましょう。
これにより、モデルウォーキングをするのに必要な脚の筋肉がついていくのはもちろんですが、つま先立ちをすることで体のバランスを取ることも上手になってきます。
モデルウォーキングは見た目の美しさを際立たせるために、そのバランスを保つのは簡単なことではありませんので、バランスを保つのに必要な筋力とバランス感覚を養うのです。
(2)本を頭の上に乗せて歩く
本を頭の上に乗せて歩くのも良いレッスンになります。
モデルウォーキングには、体のバランスがとても大事になってきます。
より具体的に言うと、体幹を体の中心で保ち頭の上から、体の下まで一本の棒が通ったように真っすぐに立ち、歩く必要があります。
体幹が中心に保たれている形で、歩くことができている場合は頭の上に本を乗せていても落ちないはずです。
もし、今すぐにこのレッスン方法を試して本が落ちてしまっても、安心してください。
最初は、本が落ちるのが普通です。
何度やってもうまくいかない場合は、本ではなく畳んだタオルなど落ちにくい素材のもので練習をしてみてください。
このレッスンを上手くいかせるためには、胸を張り気味にして、あごを引き、肩の力を抜いてストンと落とすようにしましょう。
コツを掴んでくると、本が落ちないようになってくるはずです。
慣れてきたら、頭の上に乗せる本を2冊3冊と増やしてみると、更に効果があるレッスンをすることができます。
(3)音楽に合わせて歩く
モデルウォーキングを音楽に合わせてしてみるのも良いレッスンになります。
実際にモデルウォーキングをするときに、音楽がない無音で行われることはほぼありません。
そして、モデルはウォーキングするときに音楽のテンポに合わせて歩くということも行っているのです。
ゆっくりめの音楽のときは、ウォーキングもゆっくりめになります。
早めのテンポの音楽のときは、ウォーキングも多少早めになります。
このレッスン方法は、これまでのレッスン方法と比較すれば気分転換にもなる点が良いところです。
JAZZやボサノバなどの音楽をいろいろなテンポのものを選んで、練習してみるといいでしょう。
(4)スマホで自分のウォーキングを撮影する
自分がモデルウォーキングしている様子を、スマホで撮影するのも効果的です。
本来であれば、ウォーキングしている姿がすべて映るような鏡の前でレッスンをするのが望ましいのですが家庭では難しいでしょう。
そこで、自分のモデルウォーキングしている様子をスマホで撮影して、動画で確認するのをおすすめします。
撮影は、正面・横・後ろの3パターンはするとよいでしょう。
いろいろな角度から撮影した動画を確認することで、自分のモデルウォーキングのどこに問題があるのか、体のバランスが崩れているところがないのか確認しやすくなります。
更に撮影した動画を、最初に紹介したモデルウォーキング講師の歩き方と比較してみるのも重要です。
講師のウォーキングと自分のウォーキングの違いはどこにあるのかを注意深く観察して、少しずつ理想のモデルウォーキングに近づけるようにしてみましょう。
(5)モデルレッスンに参加する
モデルウォーキングを学ぶために、モデルレッスンを利用するのもおすすめです。
モデルレッスンは基本的にはモデルウォーキングだけを学ぶ場所ではありませんが、モデルウォーキングは必須のものとして必ずカリキュラムに組み込まれていると考えていいです。
何よりも、モデルウォーキングはスポーツなどと同じで、適切な指導者に指導されながら練習することがマスターする近道と言えます。
モデルレッスンにもいろいろなところがあります。
必要となる費用も安いところもあれば、高いところもありますし、期間も様々ですので、詳しくは『【モデルレッスンってどうなの?】モデルレッスンの選び方とおすすめ5選』をチェックしてくださいね。
5.有名モデルのウォーキング例6選
最後に有名モデルたちのモデルウォーキングの姿をチェックしてみましょう。
ここまでモデルウォーキングのコツや、レッスン方法などを説明してきましたが、何よりも一番の教材となるのは活躍する人気モデルたちのウォーキング姿です。
有名モデルたちのウォーキング姿を目に焼き付けて、頭の中でイメージできるようにしておくといいでしょう。
(1)ジゼル・ブンチェン
アメリカで一番有名なモデルと言われ、世界で一番稼ぐモデルとされるジゼル・文チェンのモデルウォーキング姿です。
ウォーキングを行う際に、腰から下の動きはそれなりに大きいのですが、頭はほとんど動かずに体幹を中心に持ってきて歩いていることがわかりますね。
(2)ステラ・マックスウェル
H&Mなどの有名ブランドなどでモデルを務めていたステラ・マックスウェルのモデルウォーキングです。
脚が細すぎるので、両ももがすれるということはないのですが、両脚を交差するように歩いていることがわかります。
(3)カレン・マルダー
カレン・マルダーは日本でもコンタクトレンズの広告モデルとして起用されていたので、日本でも馴染みがあるでしょう。
この動画のモデルウォーキングの姿は、薄着のため体の動きがとてもわかりやすくなっています。
脚をどう動かすのか、手をどう動かすのか観察してみましょう。
(4)ローラ
続いて日本人の有名モデルであるローラさんの、モデルウォーキング姿をチェックしてみましょう。
超厚底の靴で見事なモデルウォーキングを披露してくれています。
(5)水原希子
インスタグラムのフォロワーが520万人を超える水原希子さんです。
モデルウォーキングの歩き方だけではなく、バッグなどの小物をどう使うのかもわかる動画になっていますね。
(6)藤田ニコル
バラエティ番組でも活躍中の藤田ニコルさんですが、ランウェイを歩くときはまったくの別人のようなオーラを感じます。
ちょっとくだけたようなモデルウォーキングをしているので、形式ばったものではないモデルウォーキングも確認したい場合はぜひチェックしてみてください。
6.まとめ
ここまでモデルウォーキングの歩き方の基本から、コツからマスターするためのレッスン方法まで細かく説明してきました。
繰り返しになりますが、モデルウォーキングをマスターすることは簡単なことではありません。
しかし、理想とするモデルウォーキングを頭にしっかりとイメージして、基本を覚えて、レッスンをきちんと行っていけば少しずつマスターに近づいていくことは可能です。
ここまで説明したことを一つずつ実践していけば、あなたが理想とするモデルウォーキングに近づくことも可能なのでぜひチャレンジしてみてくださいね!
実際に、モデルになろうと考えている方は『【読者モデルになるには】オーディション情報・仕事内容や給料も徹底解説』がおすすめですよ。
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